ハタ・ヨーガの体位(アーサナ/ポーズ)

アーサナは、座法や姿勢(ポーズ)を意味します。インドで古くからから行われてきた様々なポーズの実践です。アーサナには瞑想のためのもの、身体を強化し柔軟にするものなどがあります。
これらの実践は、明瞭な知性、記憶力の向上にもつながります。身体の浄化、美しい体形、柔軟性、力強さを生み出します。若々しく、健康で、しなやかかつ強靭な身体を養うのに最適です。
古典的には瞑想のための姿勢がアーサナであり、その座法は長時間、快適で安定して座っていられるものでなくてはなりません。
当方ではよりよい瞑想のための準備として、基本的なアーサナを中心に指導しています。
この講座で学ぶアーサナ
- マツャーサナ(魚のポーズ)
- パシチモーッターナーサナ(背中を伸ばすポーズ/座位前屈)
- トリコーナーサナ(三角のポーズ)
- ブジャンガーサナ(コブラのポーズ)
- シャラバーサナ(バッタのポーズ)
- ダヌラーサナ(弓のポーズ)
- アルダ・マツェーンドラーサナ(半分のマツェーンドラポーズ/捻じりポーズ)
- パーダ・ハスターサナ(手と足のポーズ/立位前屈)
- ヴァジラーサナ(金剛座/正座)
- クールマーサナ(亀のポーズ)
- ガルダーサナ(鷲のポーズ)
- パドマーサナ(蓮華座)
- シャヴァーサナ(屍のポーズ)
- シールシャーサナ(頭のポーズ/頭立ち)
- サルヴァーンガーサナ(全身のポーズ/肩立ち)
- ハラーサナ(すきのポーズ)
- チャクラーサナ(車輪のポーズ)
- カーカーサナ(カラスのポーズ)
- マユラーサナ(孔雀のポーズ)
- ターダーサナ(ヤシの木のポーズ/直立)
- ウトカターサナ/ウッカターサナ(椅子のポーズ)
- ウシトラーサナ(ラクダのポーズ)
- パヴァナムクターサナ(放屁のポーズ)
- ヴルクシャーサナ(木のポーズ)
- シシュ・アーサナ(子供のポーズ)
- スヴァスティカーサナ(吉兆のポーズ)
- スィッダーサナ(達人座)
背骨の動きは以下の5種類手です。様々なアーサナがこれらの動きに対応し、脊椎の強さと柔軟性を養います。
屈曲:前方に曲げてつま先に触れる動きが屈曲動作です。脚と背中の筋肉を伸ばします。マールジャリー・アーサナ、パーダ・ハスターサナ、シシュ・アーサナなど。
拡張:背骨を上に伸ばす(後ろに反る)ことに関係する背骨の動きです。ブジャンガーサナ、セートゥ・バンダーサナ、チャクラーサナ、ウシトラーサナ。
側方屈曲:背骨を左右に曲げる動作。トリコーナーサナなど。
軸回転:背骨をねじる、回転させ動作です。ヴァクラーサナ、アルダ・マツェーンドラーサナなど。
軸拡張:背骨をまっすぐにしたり、伸ばす動きです。ターダーサナなど。
参考
・アーサナの動詞語根は、「(ある状態に)留まる、座る」を意味する、アースであり、本来は瞑想のための座法を意味していました。10世紀頃ハタ・ヨーガが成立した頃は、主に座って行うアーサナがほとんどでした。近年のアーサナは伝統的アーサナがアレンジされ様々なポーズが実践されています。
・ヨーガ(ハタ・ヨーガ)の古典マニュアル『ゲーランダ・サムヒタ―』には、「シヴァ神は840万種のアーサナを説いた。その中で84種類が優れており、その中の32種類が好ましく、有益である」と説かれています。
受講感想
ヨーガ・アーサナの体験コースを受講した後、体がポカポカで、とても軽くて心地よい気分でした。 主人も、とても喜んでおりました。 今夜は、ぐっすりと眠れそうです♪ これからも、参加したいと思います。