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ヨーガ哲学講座

Yoga philosophy course

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ヨーガ哲学講座

『ヨーガ・スートラ』からヨーガ哲学を学ぶ

『ヨーガ・スートラ』は、インドの六大哲学体系の一つであるヨーガ学派の論文です。ヨーガの主要な目的の一つは、心を静めることです。ヨーガは「ヨーガとは心の変動(活動)を停止させること」と定義されています。その手段は瞑想です。パタンジャリのヨーガは、ラージャヨーガ(最高のヨーガ)とされています。なぜなら、他のヨーガは種のような形で、ヨーガ・スートラの基本的な教義を取り入れているからです。

『ヨーガ・スートラ』全4章から、12のテーマを選んで学びます。サンスクリットの原典からより深い意味を考察していきます。特に、日本語訳では見えてこない意味合いを探求していきます。

ヨーガスートラ全4章から、12のテーマをピックアップし学びます。サンスクリットの原典からより深い意味を考察していきます。特に、日本語訳では見えてこない意味合いを探っていきます。

この講座で学ぶ12のテーマ

  1. ヨーガとは何か~ヨーガ・スートラの全体像
  2. ヨーガから見た心と体の構造
  3. 心の働きと三つのグナ
  4. 苦悩の原因(クレーシャ)
  5. 至高の存在(イーシヴァラ)
  6. ヨーガの道の成功の秘訣
  7. カルマの法則
  8. ヨーガの道の障害
  9. 心の清澄さと安定性をもたらす方法
  10. ヨーガ八支足
  11. サマーディの異なる段階
  12. ヨーガの目指すゴール

テキスト

パタンジャリの『ヨーガスートラ』
-12のテーマから全体像を探る(サンスクリット原典から学ぶ)
(ヴェーダプラカーシャ・トウドウ著)

▶︎アマゾン
https://www.amazon.co.jp/dp/4990559452/

定例講座ではトピックを適宜に学びますが、全体を学びたい方は個人やTYPなどを受講ください。

『ヨーガ・スートラ』とは

『ヨーガ・スートラ』はラージャ・ヨーガ(古典的ヨーガ)の論文です。ラージャヨーガは「王様のヨーガ」または「最高のヨーガ」という意味で、瞑想の実践とその結果得られる境地を指します。ラージャヨーガにおいて、パタンジャリの『ヨーガ・スートラ』はその中心的なテキストです。これは、インドの六大哲学体系の一つであるヨーガ哲学の論文です。

この論書には、ヨーガの八支足(8つの要素)が説かれています。パタンジャリは、ヨーガを通じた解脱の道を、生命の八つの領域に分け、それぞれの意味と実践方法を説明しました。『ヨーガ・スートラ』は古典的ヨーガ(ラージャ・ヨーガ)の論文であり、ヨーガの実践体験と思想の総合です。ヨーガの論理は、サーンキャ哲学から派生しています。このテキストでは、瞑想によるサマーディ(三昧)の境地、異なる意識の状態、ヨーガの八つの要素、唯識論との比較、解脱の構造やプロセス、真我の特性など、さまざまな知識が簡潔な文言で説明されています。スートラとはサンスクリット語で「教典」、「糸」、「格言」を指し、この文論を要約したものとされています。

ヨーガは「合一」、スートラは「教典、糸、格言」を意味します。AD200年~400年パタンジャリ(編纂者)

『ヨーガ・スートラ』は以下の4つの章から成り、合計196のスートラ(経文)からなります。

  1. 第1章「サマーディ(三昧)」
  2. 第2章「サーダナー(修養法)」
  3. 第3章「ヴィブーティ(超人的力)」
  4. 第4章「カイヴァルャ(解脱)」

この論書は、「心の働きを止滅させる」というヨーガの定義を冒頭で述べ、ヨーガ学派の哲学を探求したものです。古典的ヨーガやラージャヨーガとも呼ばれ、サーンキャ哲学を背景にしており、瞑想などの精神的実践を通じてサマーディを経験し、最終的に目指す境地であるカイヴァルャ(解脱)へのプロセスを説明しています。また、道徳的な規範、アーサナ(ポーズ)、呼吸法などの八つの要素についても知識を提供しています。 “スートラ”という語は、文字通り「糸」を意味し、短い格言や要約された教典を指します。

ヨーガスートラの構成

第1章: 三昧(サマーディ)の章

  • ヨーガの定義と心の作用
  • 規則的実践と離欲
  • 有想三昧と無想三昧
  • 至高の存在への祈念
  • 心の清澄を得る方法
  • 定の定義と種類

第2章: 精神修養(サーダナ)の章

  • クリヤーヨーガ、煩悩、煩悩除去の方法
  • カルマ、苦悩、除去すべきもの、見るものと見られるもの、解脱
  • ヨーガの八部門(1)

第3章: 超人的力(ヴィブーティ)の章

  • ヨーガの八部門(2)
  • サンヤマ

第4章: 最終解脱(カイヴァリャ)の章

  • 転生について、カルマと潜在記憶
  • 転変の存在論的構造、客観と主観の二元性
  • 心と真我の関係
  • 真知の発現から解脱へ

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