ヴェーダ・チャンティング
/タンブーラ/プージャー
Vedic Chanting/Tamboura/Puja
ヴェーダ・チャンティング/タンブーラ/プージャー
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ヴェーダ・チャンティング/タンブーラ/プージャー
- チャンティング:
この講座では、伝統的なサンスクリットの「チャンティング(詠唱)」に焦点を当てています。特に、マントラといった神聖な音声の正確な発音、音階、発声法についての実践を行います。ヴェーダのチャンティングは、古代インドの伝統の中で重要な要素を担い、正確な発音と音階が重視されます。 - タンブーラの演奏方法:
希望者はタンブーラの演奏方法も学ぶことができます。タンブーラはインド音楽における伴奏楽器として使用され、その演奏技術を習得し、演奏しながらチャンティングすることで、音程がより安定します。 - プージャー儀式の指導:
伝統的なヴェーダ儀式である「プージャー」の指導も行っています。
チャンティング講座(ヴァーグヨーガ)
この講座では、サンスクリットのマントラ、賛歌、詩句などを学び、チャンティング(詠唱・吟唱)の魅力を体験します。ヴァーグヨーガ(Vāgyoga)は、「声」(Vāk)を通じて心と精神を調和させるヨーガの一形態です。
マントラは、特定のリズムで構成された詩節(ślokaḥ、シローカ)で、自然を神聖に讃美する聖なる歌のようなものです。これらのマントラは古代のサンスクリットで表現されており、声に出して発声することで、さまざまな良い影響が期待されています。
マントラの起源はヴェーダです。ヴェーダ聖典には、特別な能力のある人(リシ)が深い瞑想(タパス)のなかで認知したものと言われています。
マントラの言語上の意味は、動詞語根マン(man 思考する)+接尾辞トラ(tra)、つまり「思考の道具」を意味します。
マントラは、保護するものを意味します。つまり、「思考することにより、保護するものがマントラである」(mananāt trāyate iti mantrāḥ、マナナート・トラーヤテー・イティ・マントラハ)と定義されています。マン(man)はマナナ(manana)「思考、思考すること」+トラ(tra)は動詞語根のトライ(trai)「保護する」を意味します。
マントラには音の側面と意味の側面があります。
いくつかの決められた数の音節により韻律を構成しています。例えば、24音節、32音節、44音節などが代表的な韻律です。音は人間の心理や生理に影響を与えます。心地よい音、いやな音、喜びを感じる音、不安にさせる音などさまざまです。マントラの音は否定性を含まないものであり、生命を支える音です。
自然を神格化した対象などへの祈り、祈願などです。例えば、太陽、月、火、風など大別すると33種に分類されます。神格には様々な力があると信じられています。病気の治癒、富の獲得、障害除去など様々です。
灰白質が増加:マントラを記憶して暗誦すると、脳の灰白質が増加(スペインのバスク認知脳言語センターのジェームズ・ハーツェル博士チーム)
・ヴァイカリー(vaikharī):発声し聞こえるように(ヴァーチカとも)
・ウパーンシュ(upāṃṣu):ささやき小声で、本人だけに聞こえる(ジャパ=念誦)
・マーナスィカ(mānasika):心のなかで(瞑想)
・リキタ(likhita):書くジャパ(念誦)
- 正しい発音と音階で正確にマントラを発声できるようにすること
- 言葉の意味を理解すること
- どのような時にどんな目的で詠唱するかを知ること
この講座では4回の講座でマントラのチャンティングの基礎を学びます。チャンティングは英語であり、和訳すれば「詠唱、吟唱」などとなります。声に出して吟じる形で発声することです。基本を学んだ後、さらに深く学びたい方は個人レッスンで学ぶことができます。
- 1回目:サンスクリットのアルファベットの発声といくつかの詩句の詠唱
- 2回目:サンスクリットのアルファベットの復習とよく知られたマントラの練習
- 3回目:よく知られたマントラの練習
- 4回目:よく知られたマントラの練習と希望されるマントラの発声練習
時間:各90分
費用:42680円(4回分)
※深めたい方には、上級のチャンティング、弦楽器タンブーラを演奏しながらの詠唱法の指導、プージャー(ヴェーダの儀式)の指導も個別提供しています。この講座を通じて、実践を深めることで、精神的な成長と内なる平静を促進します。
テキスト:
テキストは不要ですが、ご参考までにブックCD「マントラ集」を購入いただき、チャンティングとは何かをテキストを読み、CDを聞いていただいておくと参考になります。必要な資料は当日お渡しします(オンラインの場合はPDFでお送りします)。
タンブーラ演奏講座
この講座は、自身で演奏しながらマントラやチャンティングを行うための、インドの楽器であるタンプーラの演奏法を学びます。タンプーラは伝統的なインド音楽で重要な役割を果たす楽器で、その共鳴する音色はボーカルや他の楽器と調和し、音楽の豊かさを引き立てます。この講座では、タンプーラの演奏技術を習得し、マントラやチャンティングを自分で演奏しながら行うスキルを習得します。
タンブーラは、通常、長い共鳴弦を備えた弦楽器で、演奏者はその弦をプラック(指で弾く)して振動させます。タンブーラの役割は、音楽の基本音(ルート音またはドローン音)を提供し、その上でマントラやチャンティングの旋律やリズムを構築します。自分で演奏しながらチャンティングを行うことにより、タンブーラの響きを通して、内なる平静や精神的な成長を促進し、音楽と瞑想を結びつける新しい視点を探求することができます。この講座を通じて、タンブーラを用いたチャンティングの実践を深め、自分自身と他者への音楽的な豊かさをもたらすスキルを身につけます。
プージャー講座
この講座では、ヴェーダの伝統的な儀式であるプージャーを学びます。プージャーは、神聖な儀式や崇拝の一形態で、神々への尊敬と信仰を表すために行われます。この講座は、SOMA瞑想を実践し、チャンティング講座を受講した方を対象とした講座です。
プージャーは、ヴェーダの伝統儀式であり、神聖な対象に捧げるためのさまざまな儀式や祈りが含まれます。この講座を通じて、プージャーの基本を学び、ヴェーダの伝統における儀式の実践方法を理解します。プージャーは、神聖な対象への感謝の気持ちや内なる精神的な成長を促進する手段として重要であり、その実践によって個人の精神的な旅が深化します。
SOMA瞑想を通じて、内なる平静や意識の探求を深め、それをプージャーの実践に結びつけることで、個人の宗教的な体験や精神的な成長に貢献します。この講座は、プージャーの儀式や崇拝に興味を持つ人々にとって価値のある学習の機会です。